VOL.5 株式会社 有斐園

緑の伝道師として

瀬戸内海に浮かぶ因島の海岸沿いに、「HAKKOパーク」という緑が綺麗な公園がある。そこでは朝早くから公園に並ぶ木々や草の手入れをする職人たちの姿を目にする。ティーエスデザインで統一された作業服を身に纏う、「緑の伝道師」株式会社 有斐園の職人たちである。有斐園は1950年に広島県三原市で創業。造園工事業を主としている。

園内の芝刈りの作業の様子
広大な敷地の管理は素人には難しい作業だ

株式会社 有斐園 福島社長
日本造園建設業協会の広島県理事として、造園業界の発展に注力している

ユニフォームに対する想い

社長自身、今の制服を採用するまでには葛藤もあった。自分の好みをユニフォームにしていいのか、昔ながらの作業服の方がお客様からの反応も良いのではないかと。しかし、採用してからお客様に「有斐園さんはどんどんかっこよくなるね!」と、お褒めの声を貰う事も増えた。ユニフォームについて伺うと、「清潔感」「きちんと感」「チーム感」という3つのキーワードが出てきた。ユニフォームをきちんと着用して清潔にすれば、お客様に見られる際に好印象を残せると考えている。また、若い人たちがユニフォームをきっかけに造園業に興味を持ち、今後の造園業の発展を継続できる事も期待している。

緑の伝導師

緑は身近にありすぎて日常生活ではあまり気にする事も少ない。有斐園は、「緑の伝導師」として緑への関心、造園業全体の発展も考えている。有斐園の社是は「信頼」だ。お客様だけではなく社員、家族にも信頼してもらいたい。既存のお客様にとことん真摯に向き合うことが大事と考えている。第一にお客様に信頼される事に重きを置き、仕事に向かう姿勢が印象的だった。我々も作業服を通してお客様に信頼していただける存在であり、「ワークウェアの伝導師」でありたい。